陽圧に関してはオフサイトセンターのためのドアファンテストをご覧ください
オフサイトセンターで実際に行ったドアファンテストについて
はじめに
2012年12月のオフサイトセンター測定概要
陽圧にしないとどうなるのか
- 11m/秒の風の場合
- 隙間面積:3049cm2
- 風上の隙間から入った汚染外気は建物内を通り、風下の隙間へ抜ける。その最大量、7459m3/h
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風が強くなるとどうなるのか
- 13.3m/秒の風の場合
- 隙間面積:3049cm2
- 風上の隙間から入った汚染外気は建物内を通り、風下の隙間へ抜ける。その最大量、10293m3/h
風速が11m/Sから13.3m/Sに2割上昇すると、外気浸入量は38%も増す。 |
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風が強くても建物の気密性を高めると
- 13.3m/秒の風の場合
- 隙間面積:1525cm2(半分にする)
- 風上の隙間から入った汚染外気は建物内を通り、風下の隙間へ抜ける。その最大量、5197m3/h
隙間面積が半分になると、汚染空気の浸入量も半分になる |
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フィルトリングされた清浄空気の流量を増やすことによって内圧を高めれば、強風下でも汚染物質の浸入を防ぐことができる。
しかし、大きなフィルトリングシステムが必要となること、、冷暖房効率が極端に落ちることの主に二つの理由から、出来る限り、隙間を減らすことが重要である。ドアファンテストで隙間個所を発見して数値化し、建物の気密度を必要なだけ向上させた上で、充分な清浄空気量を供給する陽圧フィルトリングシステムを導入することによって、緊急事態環境下で安全な防護空間を確保するようにする。 |
ドアファンテストから見たオフサイトセンターの改造目標
13.3m/秒の風に7200m3/hの清浄空気流量でバランスするようにする
隙間面積:2132cm2以下にする |
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ドアファンテストのもう一つの効用