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自然風の問題

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自然風の問題

自然風の影響

左図は無風状態           右図は自然風がある状態

左図では正確に隙間量を測定ができる。右図のように強風が吹くと、「ブロアーを通過する流れる空気量」≠「隙間から出て行く空気量」となり正確な隙間量を測定できない。
大規模建築物は特に自然風の影響を受けやすく、ASTMではテスト日程の変更・やり直しを余儀なくされ、高コストになる。得られた結果がなかなか一致しない。
日本では、正確なテストが行われていないことが多い。(JIS規格では3Pa以上の風の影響が出た場合、無効と明記されている。2.2m/秒の風がもたらす影響に等しい。)

Retrotec社はUSACEと共同で、ASTMをベースとしながら、自然風の影響・内外気温差・空調システムのもたらす異常静圧をキャンセルして±5%以内の精度の結果が得られるプロトコルを開発し、ソフト化した。同時に複数台のポータブルブロアーを合わせて制御することにより、低コストで正確な大規模建築物のテストが可能になった。

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