TFA（Toxic Free Area:有毒物質のない安全空間）の3要素 とは＜気密性の確保＞＜ フィルトリングシステムによる空気浄化＞＜ 陽圧化＞ です。
原発の免震重要棟などを例外として、隙間のない空間は稀です。
自然風が吹くと、風上の隙間から汚染外気が侵入し、同量の空気が風下の隙間から流出します。
風の強さが同じなら、流入量は隙間面積に比例します。
防護空間内部の圧力を高めて（陽圧にする）自然風が壁を押す圧力以上にすると、汚染空気の侵入を阻止することが可能です。
フィルトリングシステムは汚染外気を浄化し、高圧ブロアーで防護空間に空気を供給します。
隙間を少なくすると、より小さな空気量でTFA（毒性物質のない空間）を実現できます。
